旅行に行く前に読みたい小説、エッセイ

 自由旅行の醍醐味は、やはり自由なところ。自身の興味に従って、行き先も時間も決められます。何も決めずにフィーリングで動くのもよし、何かのテーマに従って動くのもよし。芸術、スポーツ、知人を訪ねる・・・自由旅行のアレンジメントは自分次第です。あなたはどんな旅行をなさいますか?私はそのときによって違うのですが、本を読んで、この舞台を歩いてみたいなと思うことがあって、そうすることがたくさんあります。そこで、私が旅行前に読んで触発された本をご紹介します♪

『舞姫』
森鴎外

ドイツ三部作の一つ。明治時代における近代的自我の目覚めの中で、立身出世とその対極にある恋愛との間に悩む青年の姿を描いています。この作品は当時の文化人が必ず経験してきたであろう時代精神を描いたものとして名高い小説ですが、その意味するところは案外、現代を生きる私たちにも共感できるものなのではないかと思います。ベルリンに行く方はぜひ
『冷静と情熱のあいだ』
辻仁成

ルネサンスの発祥地フィレンツェにおいて、名画の修復に明け暮れる主人公。彼は、修復を行うことで過去と向き合って今を行き、「10年後にこの場所でまた会えたら結婚しよう」、恋人の約束を思うことで未来につながる自分をつなぎぎとめていた。過去を見つめ、今を生き、未来を切望する。その気の遠くなるような展望の中心には、いつも彼女の姿があった。恋愛って何?人生って何?そんなことを考えるきっかけになる小説です。フィレンツェに行く方はぜひ
『京都 花の道を歩く』
松本章男

25章にわたり、京都の四季を彩る美しい花と草木の一番の見所を紹介しています。谷崎の『細雪』の姉妹が愛でた桜、平安神宮神苑の紅八重しだれ、秋の嵯峨野に野遊をした藤原定家ら往日の歌人たちが詠んだ萩の花など、聞くだけでうっとりとするような花々について、豊かな教養と美しい言葉をもって説明しています。お寺をみるだけが京都ではありません。一味違った切り口から、京都の魅力を再発見してみませんか。京都に行く方はぜひ
『アジア・ケチケチ一人旅』
長崎快宏

「カオサンロード」をご存知ですか?タイのバンコクにある、世界中のバックパッカーの巣となっている有名な場所です。すべての道はローマに通ず、ならぬすべての道はカオサンに通ず、ここからいろんな国に出かける旅行者あり、また逆もしかりなんです。ではなんでここにバックパッカーが集まるんでしょう。情報が早いから、格安宿のメッカだから、などいろんな理由があります。でも、一番の理由は「面白い場所だから」でしょう。どんなところが面白いかって?気になる人はこの本を紐解いてください♪
タイに行く方はぜひ

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